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おしりの病気と症状 臨床肛門病技能指導医・大腸肛門病学会認定施設

症状で調べるおしりの病気

症状から考えられる病気の解説

便秘

【便秘と下痢】
便秘で悩んでいる人は大変多いものです。皆さんは下に示したようなことはありませんか。
いずれも便秘になる人の特徴です。

  1. 便意が起きたのに時間がないとこらえてしまう。
  2. 生活が不規則で1日のリズムができてない。
  3. ファーストフードとファミリーレストランの繰り返しで消化の悪いものばかり食べている。
  4. 一生懸命ダイエットに取り組んでいて大変少食にしている。
  5. コーヒーばかりで水分をとらない。
  6. 下剤や浣腸を良く使う。
  7. 太りすぎや運動不足である。
  8. 胃下垂や内臓下垂がある。
  9. ストレスを多く感じる。
◆便秘の治療の3原則◆

便をたくさん作る

 消化の悪いものをたくさん食べて消化のカスを多く作ること、これが便になるわけで便がたくさんできればいやでも押し出されます。

毎日決まった時間にトイレにいく習慣を作ること

 排便は一種の生活習慣です、便意があってもなくても決まった時間にトイレにいき、腸にトイレの時間であることを覚えさせるのです。

運動すること

 腸も体の一部です。運動して刺激してやれば中の便も動いてくれて下がってきますので自然に便意を催すようになります。

便秘で下剤や浣腸を繰り返すのは最も悪い方法です。

 下剤では無理にお腹を動かして下痢にしてしまうので、便秘と下痢の繰り返しになります。これではいつもトイレで悩むわけで解決になりません。
 また便秘も下痢もいずれも大腸ばかりでなく体の新陳代謝を悪くしていろいろの病気のもと、風邪と同じく万病のもとです。
 便秘の治療は正しい知識と下剤ではない正しい薬の使い方、そして正しい生活指導が必要です、一度肛門科の診察と指導を受けてください。
 長年の悩みから解放されると心もすっきりしますよ。以下に便秘や下痢に関連して起きる病気を列挙しました、思い当たることはありませんか?

イボ痔 │  切れ痔 │  痔瘻 │  潰瘍性大腸炎 │  大腸がん │  肌あれ │  肝臓障害 │  食欲不振 │  肥満

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