名誉院長の高山は、長く心臓外科医としてドイツに滞在し、帰国後は、それまでの技量を生かし、同じように細かい配慮が要求される肛門科手術のクリニックを1998年に開院しました。
院長の豊田は消化器外科医として主に大腸肛門を専門に母校である日本医科大学で活躍をしておりました。特に直腸癌の分野でISR(括約筋間直腸切除)という手術に力を入れ、他の病院では肛門温存できず人工肛門を作らなければいけないという患者様の肛門温存手術を行っておりました。このような手術をするためには肛門周囲の解剖や機能を熟知している必要があります。このような経験を存分に活かし、肛門科日帰り手術をしております。
なかなか他人には言えない悩みを抱えている患者様も多いかと思いますが、少しの勇気で日々の不快な症状から解放されると思います。
あくまでも患者さん中心の診療に努めております。不安や疑問があれば遠慮なく仰って下さい。しっかり説明をさせていただき納得の診療を行いたいと思います。
まずは思い悩まず気軽にいらしてください。
お尻は筋肉と神経が複雑に絡み合って、繊細な機能を保っているところです。
お尻はまた毎日欠かさずに使うところであり、その毎日の働きがうまく行ってこそ日々の活動力が生まれるというものです。
うまくいかなければその日一日が体だけではなく気持ちの上でも憂欝になってしまいます。
ひとくちにお尻の病気といっても主なものだけでも13種類あり、またその程度もいろいろで、それぞれに治療の方針が異なります。
私どもでは、まず十分な診察を行って正しく診断させていただきます。
その上で治療に必要な時間、時期、費用などのすべての情報を説明いたしますので、 自分の生活の都合と考えあわせて、日々の生活になるべく影響のない方法を選択していただきたく思います。
肛門の診察において女性の患者様が一番気にされることは「恥ずかしい」ということだと思います。当院では女性医師が常勤しておりますのでご安心ください。
日帰り手術の一番の問題点は痛みのコントロールだと思います。
当院では鎮静・鎮痛のプロである麻酔科の専門医が常勤しておりますので、多くの患者様は眠っている間に手術が終わります。麻酔科の常勤しているクリニックは非常に少なく当院の強みでもあります。どうか勇気を出して長年の痔友達にさようならをすべく治療をしてください。
例えば、大腸内視鏡がもっと楽になるように二酸化炭素送気法を導入しました。
今までは、大腸を膨らませるために空気を使用していたのですが、検査時や検査後の腹痛の原因になっていました。
今回導入した二酸化炭素送気法では、注入した二酸化炭素が速やかに体外に排泄されるので検査後の腹痛やおなかが張った感じがなくなり楽になります。
一般的には健康保険3割負担で3万円~5万円位(疾患により異なります)です。通院は手術の翌日と翌々日、その後は週に一回程度で、通常約1ヵ月から1ヵ月半ぐらいです。