イボ痔は肛門の奥に集まっている細かな静脈が拡大して膨れ、血液の流れが悪くなってウッ血を起こすことから始まります。
出血や肛門の脱出、時には強い痛みを伴います。便秘や下痢などトイレに座っている時間が長い事や、立ち仕事でも悪化します。
たまに症状が出る程度の時には座薬で乗り越えられますが、絶えず脱出したり出血するようになったら根本的治療をおすすめします。
手術をするようなイボ痔はほとんどの場合5年以上の歴史を持っており、固くハン痕繊維化しています。局部麻酔または部分麻酔でその部分を切除します。
手術はすべては外来で行うことができ、その日のうちに帰宅となります。手術後の2日間ぐらいはなるべく静かにしてましょう。